利用できるサービス

電子カルテ共同利用協議会に参加することで利用できるシステムを以下に紹介します。

教育用電子カルテシステム環境

教育専用電子カルテ

実際の病院で使われている電子カルテシステム(e-karte)と同じものを教育専用として授業に利用することができます。診療記録の入力・管理、オーダエントリ(指示だし)、看護・支援業務、リハビリ業務、医事会計、手術、画像検査等の予定表の作成から実施記録・報告書の作成、医事統計等病院の多くの業務を体験できます。模擬患者以外の臨床データは入っていません。

診療記録入力用画面

教材データベース

これまで参加校が授業等で利用してきた模擬患者カルテ等の教材コンテンツを参照・作成、管理することができます。教材コンテンツを授業で利用できます。教材として開発された模擬患者診療記録のデータベースです。電子カルテに入力するための記録として参照する以外にも、複写・作成・編集機能を用いて、診療記録の書き方や監査、入院診療計画書、退院時サマリー、診断書や報告書などの書類作成訓練にも使うことが出来ます。経過表作成ツールを使って、診療記録を読み取る力、診療の流れ、チーム医療などを学ぶことが出来ます。電子カルテと組み合わせることなく、単独でも十分教育に用いることが出来ます。また、電子カルテ利用者コードや保険情報も格納されているので、職員カード、保険証などを学生の数だけ作成できる機能も持っています。仮想専用ネットワーク(VPN)を利用して接続します。

模擬患者診療記録作成画面

上記のシステムは、リモート環境で提供しています。パソコン教室とインターネット環境があれば、実践的なコメディカル養成に力を発揮する教育用電子カルテシステムを利用できます。リモートアクセス環境はセキュリティに配慮して、VPN接続で提供しています。また、複数の大学で共同利用するため、利用スケジュールを管理、共有できるシステムを用意しています。